これは、温泉ではない (光文社新書)
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ジャンル: | 旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
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賢い温泉好きになるために最適の書
「温泉教授の温泉ゼミナール」の続編。本書は、より問題点の指摘に的を絞っている。宮崎県日向市のレジオネラ菌集団感染(第1章)では事実関係を詳細に調べ、循環施設の構造上の問題と運営上の問題を明らかにした。レジオネラ問題が、本来塩素殺菌する必要のない温泉にも塩素殺菌をさせてしまっている、筋違いかつ杓子定規な自治体の行政指導を指摘。さらに温泉業界も情報公開が進まず、新方式の「天然温泉表示看板」のわかりづらさに言及している。地方では温泉は貴重な観光資源。問題の所在が様々なところにあることを考えると、著者がどこかで述べていたように、利用者側がより賢くならなければならないように思う。
温泉に対する思い入れが伝わります
温泉に限らず、表示の信憑性が疑われている今、筆者の温泉に対する愛情と危機感が伝わってくる一冊である。温泉宿を予約する際には「源泉懸け流しですか?」と「お湯を抜いて毎日清掃していますか」と質問してから予約をとるようにと提唱している意味がよくわかった。今度、温泉宿に泊まる時には、それを実践してみようと思う。しかし、温泉を100%味わうために、石鹸で体を洗わず、シャンプーをしないで、湯舟に入れ、と言っていたが、それは如何なものか。懸け湯してから入ればいいと言うけど、みんなが入る風呂だよ。まずは、体をきれいにしてから入るのが礼儀では?
情報公開
源泉かけ流し100%ではない温泉が多い中、その表示がなされていないことに対する筆者の怒りがヒシヒシと伝わってくる。やはり、情報というのは適切に公開されていないといけないし、消費者は公開された情報を取捨選択する能力をつけないといけないのだなと、この本を読んで私は思った。
どんなミステリーより一気読み
本当に訴えたいことを孕んでいる文章の力強さよ! そしてまた、小説より奇なりどころかミステリーも真っ青、度が過ぎてあわれなコメディですらある行政の決め事たちよ。愕然だぜ。「一人で温泉」なんてことの似合う年にもなり、さてと、どこへ…と思っていた矢先に出会った本。 その旅の方法、行き先、目的、今一度リセットです。
本物の温泉、本物の温泉愛好家を知る本
本当に温泉を愛しているからこその説得力のある文章。著者の気持ちがひしひしと伝わってきます。本物の温泉愛好家だからこそ読者である私たちに本物の温泉を教えてくれる本です。これを読んで、新たな目線の温泉ライフを楽しめそうです。
光文社
ホンモノの温泉は、ここにある (光文社新書) 温泉教授の温泉ゼミナール (光文社新書) 温泉教授・松田忠徳の新・日本百名湯 (日経ビジネス人文庫) おとなの温泉旅行術―本物の見分け方・入り方 (PHP新書) 一度は泊まってみたい癒しの温泉宿 (PHP新書)
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